先週は、毎年恒例の、「地元小学生とのアマゴ発眼卵稚魚の放流会」でした。 幸いにも、暖かな日となり、凍えるような寒さの中での放流会となった昨年とくらべると、活動しやすく、子どもたちと和気合い合いの中で作業は行われました。
ボックスを空け、中でうごめく稚魚たちを見せると、子どもたちは歓声をあげます。 組合長からの説明を熱心に聞き取り、それぞれの感性で稚魚を観察します。
さあ、みんなで放流!
放流会は無事に終了し、子どもたちは元気に挨拶して帰っていきました。
そして、週末には、最後まで残っていた発眼卵稚魚を、禁漁区に放流してきました。
この子たちが、15センチの成魚に育つまでは、我々人間の想像もつかないくらいの厳しい試練が待ち受けているわけですが、それでも、無事に育ってくれることを祈るしかありません。
我々ができることは、いつまでもこの素晴らしい環境を守り、後世に伝えること。
その使命を帯びていることを、あらためて実感した、暖かい週末でした。
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