この度、寒狭川中部漁協管内は、愛知県水産試験場からの「アマゴ調査漁場」の指定を受け、いよいよ、その活動に入ってまいりました。
「いつもアマゴが見える川」への取り組みが評価され、5年間かけ、本格的な調査をしていただかるということで、こちらも全面的に協力をしていくことになりました。
その取組として、アマゴの検体サンプルを取り、産卵期を迎えたアマゴの魚体を調べるため、塩瀬ベース倶楽部メンバーの協力を得て、特別に、アマゴを釣り、サンプルを愛知県水産試験場に提出いたしました。
アマゴが産卵期を迎えていて、調査には、細心の注意が必要です。
組合長から、細かく説明がありました。
説明を受け、ルアー、テンカラ、フライの釣法別にエリアを設定し、捕獲作業にはいりました。
昼に差し掛かる頃、メンバーの小久保氏が島田川で産卵床を作りペアリングしているアマゴを発見、有志で現場確認に向かいます。
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(撮影 小久保氏) 昼食をとり、午後からはエリアをローテーションして再試行。
作業終了間際、今度は大和田川で産卵床を発見。 メスが産卵床を掘る貴重なシーンも撮影できました。
(撮影 竹川)
15時にて作業は終了。
無事に検体サンプルを取れ、ほっと一息。
また、大和田川、島田川の双方でペアリングが見られたことは、非常にうれしく、今までの苦労も少し報われた気がしました。
愛知県水産試験場からも「いつもアマゴが見える川」に向け、大いに協力したいとの、ありがたいお言葉をいただき、今回の調査は無事終了いたしました。
塩瀬ベース倶楽部の皆様、ご協力ありがとうございました。
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